4元素からわかるそのひとの傾向
ホロスコープとは、そのひとが生まれた瞬間の天体の配置を示したそのひとだけのお空の地図です。
ホロスコープを出してみると、10この天体それぞれが、「4元素」のどこに分布しているかということがわかります。
10天体を「4元素」に分類したときの数の合計を見ていくと、そのひとの大枠というのか傾向みたいなものが読み取れます。
これ、なんとなーくわかっていると役に立ちます。
おさらいですが、火は、精神。燃え上がって上昇していく性質なので、体から飛び出していきます。
つまり、あまり現実的なことや些末なことにとらわれたくない。
抽象的、精神的、非日常やドラマチックな方向に向かいやすい傾向。
勢いがあってノリがよい感じですね。
風は、知識。どんどん横に広がって分散していく性質です。
火の上昇性と違って横への拡散なので、レベルアップしていくというよりは、次から次へと興味関心を広げてバリエーションを増やしていくイメージです。
印象としてはちょいと軽い感じかも(笑)
土は、物質。4元素のなかで一番現実的で実際的な性質です。
社会のルールや枠組みも土の管轄になります。
実務的な能力が高くてお金を稼いだり、物質を所有することに一番縁がある元素です。
水は、感情。他者との気持ちの結び付きや共感をとても大切します。
感情ゆたかで情緒的で、混じりあったら区別がつかなくなる水のごとく、人にくっついていく傾向があります。
わりと人懐っこい雰囲気を醸しています。
4元素均等にバランスが取れてるホロスコープもあれば、ある元素が過剰だったり、はたまた0だったりするホロスコープもあります。
多い元素は傾向として出やすいし、少ない元素は足りない部分だったりするので、
他者との協力関係で補ったり、知ることで意識して補正できます。
まずは、知るってことがたいせつだなぁってつくづく思います。
ただ、10天体全部が同じ影響かというとそうとも言えず。
特に重視すべきは太陽と月です。
太陽と月は影響が強いので太陽と月の元素はちょっと強調されると考えます。
自分の傾向を把握したら、家族や友達、パートナーとかまわりの人も見てみるとよいと思います。
4元素の組み合わせによっては、共鳴しあってスムーズだったり、助け合う関係だったり。
一方、居心地が悪かったり、傷ついたりという組み合わせもあります。
それは決して単純にいいとか悪いとかの話ではなく、自分とは見方感じ方が違うんだということを受け止めるきっかけになるのかなと思います。
違いを認識することで心が楽になることもあります。
みんな持って生まれてきたものが違って。
自分の尺度でなんてとても捉えられないんだな~と。
そんなことがしみじみとわかります。