【月】を知って自分を癒す
こんばんは。
昨日は占星術における【太陽】の意味について説明しました。
今日は【月】の意味を解説します。
【太陽】は占星術において、一番重視されるべき天体と昨日説明しました。
【月】も太陽と同じくらい重要な天体です。
【太陽】が、目標に向かって努力したり、頑張るときの意識であるのに対して【月】はリラックスして無防備なときの素の自分を表しています。
無意識の状態が【月】です。
【月】はその人のプライベートな面であり感情や気持ちに深く関わっています。
【月】は【太陽】のように努力して開発したり発展させる能力ではなく、 その人にもともと備わっている性質です。
その人の性格は【月】に表れると言われます。
言い方を変えれば、【月】のサインが表す事柄については
そのひとは無意識に努力なしでやってしまうということでもあります。
松村潔先生はこれを「自動運転」と言っていて、「自動運転」の状態が【月】になっている状態だと言っています。
【月】の年齢域は約0~7歳までです。
この幼い時期に形成されるのが【月】の性格です。
【月】は、その人のベースです。
わたしたちが朝起きて、やる気スイッチオンして【太陽】の鎧を身に着けて外に向かって行き、1日を終えて安らぎの場所へ戻って来て鎧を脱いだとき【月】の自分になります。
昨日、ヨガのクラスでたまたま“何事も緊張と弛緩のバランス”と教わりました。
ヨガの哲学と占星術は共通点が非常に多くていつも先生のお話に共感します。
今通っているヨガのスタジオは植物がたくさんあって雰囲気がとーってもよくて。
さらに先生が幅広い知識をお持ちでアーユルヴェーダやアロマ、東洋医学まで。
体と心にアプローチするさまざまなお話をしてくれるのですごーくためになっています。
わたしにとってのパワーチャージの時間です。
自分にとってのパワーチャージやリラックスできるのはなにかというのは【月】を見ればわかります。
話は逸れましたが、この緊張と弛緩のリズムが【太陽】と【月】のリズムだとも言えます。
【太陽】だけの緊張しっぱなし状態だと心も体も壊れてしまいます。
かといってなんの負荷もない弛緩しっぱなしの【月】だけの状態だとなんの成長も発展もありません。
わたしたちにとって【太陽】も【月】もどちらも同じように大切です。
ホロスコープで自分の【太陽】と【月】どちらもちゃんと知っておけば上手に切り替えていくことができます。
このように、主体的に頑張る【太陽】とリラックスして自分を休める【月】というセットで考えることがとても大切です。
【月】はひとの心や体に作用します。
女のひとは、生理の周期も月の公転周期の28日と重なります。
【月】のリズムを意識すると、月の満ち欠けと共鳴しているかのような自身の心身の変調も掴みやすくなります。
【月】を知ることは、わたしたちが疲れて休みたいとき。安心してくつろぎたいとき。
ぼーっとリラックスしたいとき。
どうすればいいのか?
そんなことがわかります。
これを知っておくことってすごく大切だな~と思ってます。
疲れたときにおいしいものを食べてエネルギーチャージする人もいるし。
買い物で発散する人もいる。
もしくは一人っきりでドライブする人もいれば、誰かとべったりくっつきたい人もいる。
こうゆう、違いは【月】のサインを見ればわかったりします。
自分の月のサインを知るのはもちろん大切ですが、パートナーや友達、家族の【月】も知っておけば、相手が疲れて弱って【月】になっているとき、そっと一人にしておくのか。話を聞いてかまってあげるのか。外に連れ出してあげるのか 。
なんとなく察しがつきます。
自分との性質の違いもわかります。
自分の感覚を押し付けても相手には伝わらないことが理解できます。
ぜひ、頑張る自分が向かっていく方向としての【太陽】心身を休めてパワーチャージするときの【月】を調べてみてください。