活動・不動・柔軟の「3区分」とは?男性・女性の「2要素」とは?
3区分と2要素について
こんばんは。
昨日に続いてホロスコープを読むための重要な4つの概念のうちのひとつ、「サイン」を考察するための「3区分」と「2要素」について説明します。
前の記事では「4元素」の分類について書いてます。
よかったら併せて読んでみてください。
サインの性質を考察するための「3区分」とは、活動・不動・柔軟という分類です。
この3区分について、ひとつひとつ見てみます。
「活動」は、ものごとを始めたり、言い出しっぺになるタイプで、自ら積極的に働きかけていく性質です。
よく休みなく動いている活発な人っていますよね、あんなイメージ。活動サインは、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座です。
「不動」は、同じことを繰り返し続けていくこと、維持することが得意だけど、
変化はちょっと苦手。
自分のこだわりはぜったい曲げないみたいなちょっぴり頑固な人、そんなイメージ。
「柔軟」は、文字通り柔軟で、状況や相手にあわせて変化したり調整する能力が高いタイプです。
うつろいやすくて、ちょっぴり優柔不断で、決断が苦手。そんなイメージかと思います。柔軟サインは、双子座・乙女座・射手座・魚座です。
さらに、男性宮・女性宮という「2要素」の分類も参考にします。
「男性宮」とは、火のサインと風のサインです。
火は上昇、風は分散する性質と前回説明しました。
つまり、どちらも外に向かって飛び出していく性質なので、関心が外に向かっていきます。
呼吸で言うなら吐き出すほう、アウトプットです。
「女性宮」とは、土のサインと水のサインです。
火・風が外に飛び出していく性質なのに対して、“地(=土)に足がつく”と言われたりするように、現実に落ち着いていく性質です。
関心は内側に向かいます。
呼吸で言うなら吸い込むほう、インプットです。
男性宮のサインはドライでちょっぴり無謀、女性宮のサインはウェットでわりと現実的というイメージで捉えてもよいと思います。
前回説明した「4元素」と、「3区分」、「2要素」を組み合わせてサインの性質を考察します。
例えば魚座は、水の元素で柔軟の女性宮ですね。
「水」は感情を象徴していて、「柔軟」はうつろいやく、「女性宮」は関心が内に向いて行きます。
そうすると、魚座の性質は、感情や気持ちの面でわりと変わりやすく、内的な傾向にあるというふうな具合に推測していきます。
魚座は一般的に流されやすいと言われたりしていますが、この3種類の分類をあてはめて見ていくと、このように原理的に理解することができます。